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よくある質問

 

<私たちが用いる呼称について>
私たちは、「色覚異常」や「色盲」「色弱」という言葉を使わず、少数色覚という用語を主に用いています。
この用語を使用する考え方や意図は、トップページから入る「少数色覚とは?」に書いていますので、そちらをお読み下さい。

 

 <少数色覚について>

 Q1 少数色覚の人は、取得できない国家資格等もあるので、職業制限があるのは当たり前ではないですか?

 A 私たちは、取得できない国家資格や職業制限があることに妥当性があるのかを確かめていく必要があると考えています。
 職業制限があることは事実ですが、制限ありきで職業を選択し続ければその制限はなくなりません。
 また、少数色覚には多数色覚とほとんど差のない程度の人も存在します(Q2)。
 さらに、現在行われている色覚検査の結果だけで職業の適性が測られることにも問題があると考えます。
 結果、一律に採用制限することには問題があると私たちは考えています。

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 Q2 少数色覚の人は、見え方に違いがあるので、検査をして早めに自覚するべきではないですか?

 A 少数色覚の人は、多数色覚の人と違う見え方があります。多数色覚の人が容易に判別できる色の違いを判別しにくいこともあります。
 しかし、その逆で少数色覚の人に容易に判別できるものが多数色覚の人にわかりにくいこともあるのです。
 つまり、色覚の違いは優劣の違いではないのです。
 違いを自覚することは必要ですが、検査により「異常・正常」という判断は、その違いに優劣をつけることにつながります。
 自分の色覚の医学的名称を知るには、検査をする必要がありますが、まず本人や保護者が色覚多様性について理解した上で検査に臨むべきだと考えます。
 保護者が正しく理解すると、子どもの様子から見え方の違いが理解できる場面が多くなります。

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Q3 シミュレーションを見ると、大きな違いや色の変化があると思います。日常生活に問題はないのでしょうか?

 A シミュレーションは、多数色覚者が容易に判別できて少数色覚者が混同しやすい色を擬似的に近づけて表現しています。間違えたらいけないのは「このように見える」という表現は正確には正しくありません。「このように多数色覚の人には大きな差がある色の違いが、少数色覚の人にはこれくらいの差に感じる」ことのシミュレーションです。
 シミュレーションを見ると、多数色覚の人にはいつもの見慣れた色合いではないため驚くかもしれませんが、「色がこのように変化して見える」というシミュレーションでもありません。
 また、シミュレーションソフトを活用すると、逆に少数色覚の人が見分けやすい場面や状況があることもわかります。
 今世紀に入り、少数色覚には多数色覚にはない得意な面があることも解明されてきています。

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Q4 子どもが少数色覚ではないかと思われます。親としてどうすればいいのでしょう?

 

 A 子どもさんが小学校3~4年以下であれば、どのような感じ方の違いや「色間違い(少数色覚にとっては間違いではありません)」がどうなのかを保護者や学校の先生につかんでほしいと思います。
 そして、例えば使う人によって色分けされた歯ブラシを選ぶ時に迷っていたとしたら、色の名前を書いてわかりやすくするなどのサポートをしてほしいです。
 「あなたは○○がわからないんだね」などと知らせるのではなく、まず「あなたは○○と感じたんだね」と認めてあげてほしいと思います。その上で「あなたは△△と□□の見分けがちょっと苦手みたいなので、わからなかったらお母さんに聞いてね」と支援者になってほしいと思います。
 心配ありません。子どもたちは生活体験の中で違いに気付いていくことが多いと思います。ただ、検査表が読めないだけで日常生活でまったく気づかない少数色覚者がいることも忘れないで下さい。

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Q5  少数色覚を矯正するメガネがあると聞きましたが、効果はあるのでしょうか?

 

A 色覚検査で使われる検査表(石原式検査表など)は、少数色覚者を鋭敏に抜き出すことを目的として作られています。そのため、少数色覚者が判別しにくい色を多く使用しているのです。多くの少数色覚者は多数色覚者に比べ、赤と緑の色の差が小さく感じます。その差をはっきりさせる身近で手に入れやすいアイテムがあります。
 それは、子どもたちが学習で使う暗記用の赤く透明なプラスチック板です。これを使うと赤色で書いた文字が消え、黒い文字だけが浮かび上がります。これを検査表に載せると赤い部分が消えたり薄くなり、緑色との差がはっきりします。すべての少数色覚者に同様の効果があるとは限りませんが、試してみると多くの少数色覚者が驚きます。
 お尋ねの「矯正めがね」はこれの応用です。見分けにくい色に対する効果はある程度期待できますが、実際に見える色は(暗記用をすかして見た風景のように)変わってきます。
 つまり矯正ではなく、あくまで補正であるととらえて下さい。仕事上で活用する人はいますが、日常生活でかけたままでは、それまで区別できていた色が逆に区別できにくくなるという側面もあるので注意が必要です。

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Q6 結婚相手の男性が少数色覚です。子どもに遺伝するのが心配です。

A まず最初に理解しておいてほしいことは、男性の少数色覚の遺伝子が息子に伝わることはありません。これは伴性潜性遺伝(かつては伴性劣性遺伝と呼ばれていました)という遺伝法則によるものです。
 子どもに少数色覚が伝わるか否かは女性の遺伝子によるもので、約10人に1人の女性は少数色覚の遺伝子を持つ保因者で、そこから伝わるものです。
 女性は2つ持つX染色体の一つに少数色覚の遺伝子があっても、自身の色覚には影響がないと言っていいでしょう。これが潜性遺伝といわれるゆえんです。
 いっぽう男性は、Y染色体とX染色体を一つずつ持っています。そのX染色体に少数色覚の遺伝子があると、少数色覚になるのです。母親から一つX染色体を受け継ぎ、父親からY染色体を受け継ぐのですから、男性のX染色体にある少数色覚の遺伝子は息子には受け継がれないのです。
 ですから、生まれてくる子どもが少数色覚になるかどうかは女性側によるものなのです。
 でもそれより、少数色覚が子どもに遺伝することは、けっして心配することではないことを知ってほしいと思います。

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Q7 子どもが少数色覚だと診断されましたが、どのように見え方が違うのかがわかりません。

 

A 私たちはだれしも、自分の感覚しか感じることはできません。他の人の感覚はすべて想像によるものだといえます。自分が寒ければ他の人も寒いだろうと想像しますが、同じ感覚かどうかは確かめるすべはありません。色覚の違いも例外ではないのです。
 手っ取り早いのは「ある色とある色の区別ができるかどうか」を調べることができます。そうです。それが色覚検査なのです。しかし、それではどのように違うのかという疑問には完全に答えられていません。
 どのように違うのかは人によってもさまざまで、場面や状況、さらには心理的状況によっても感じ方は変わります。検査結果だけでどのように違う見え方なのかを具体的にとらえてほしいと思います(Q4参照)。
 ただ、ご質問では検査はすでに受けたということですね。医学的な1型か2型かでは感じ方が異なり、1型では「赤が暗く感じる」という特徴があることをお知りおきください。

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Q8 本や手引きに説明されている見え方と自分の見え方が違うような気がするのですが?

 

A 多くの研究により、ヒトの色覚多様性は「正常・異常」と2分化するだけものではないことが明らかになってきています。
 少数色覚に分類されても1~3色型まであり、1型~3型まで分類が可能です。
 いっぽう多数色覚に分類されても、現在の色覚検査では測定できない違いも明らかになっています。
 近年、シミュレーションでその違いが説明されることが増えてきましたが、特徴的な色覚(2色型色覚)で作られたものがほとんどですから、必ずしもすべての人に説明が合致するとは限らないのです。

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Q9 学校で検査をする場合に気をつけなければならないことがあれば教えてください。

 

A 色覚はヒトの多様性の一つであることは間違いありません。少数色覚は「異常」と呼ぶにはその存在割合が非常に高く、霊長類の中には同じように色覚多様性を持っているものも多くいます。
 色覚検査は1876年に起きた蒸気機関車の事故原因が関係者の色覚が「異常」であったためという理由から世界的に広まりました。現在では、この根拠そのものが「ねつ造」であったという研究結果もあります。
 これらを考慮してみると、まず学校で検査する目的を明確にすべきです。
 絶対やってはいけないのは、職業適性をこの検査で判断することです。これは憲法が保障する職業選択の自由を侵す行為でもあります。
 子どもたちの色間違いを理解するには「教育用色覚検査表(CMT・カラーメイトテスト)」を利用する方が教育的効果を得られると思われます。
 保護者から医学的な検査を申し込まれたら、検査方法を遵守した検査を行うとともにスクリーニング検査以上のことをやってはいけません。しかしできるだけ、その子どもへの配慮のために、保護者へは色覚についての正しい知識を持ってもらうようにし、職員全体で色覚に対する正しい配慮ができるよう共通理解を図らなければなりません。

 

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<しきかく学習カラーメイトについて>・・・作成中

Q:しきかく学習カラーメイトは、色覚検査をすることに反対しているのですか?

Q:Amazon等では、冊子のセット販売をしていますが、1冊単位で購入できないのですか?

Q:公費で購入したいのですが、必要書類の発行や代金後払いは可能ですか?

Q:色覚について直接電話等で説明を聞きたいのですが?

Q:本には複写厳禁と書かれていますが、子どもたちにプレゼンテーションを使った授業を行いたいのですが?

Q:しきかく学習カラーメイトの学習会に参加したいのですが、どうすればいいですか?

Q:子どもが少数色覚かもしれません。そちらで検査することは可能ですか?

Q:自分で色設計したものがカラーユニバーサルデザインになっているか知りたいのですが、そちらで調べることはできますか?